雪見灯籠

水辺に浮いて見る「浮き見」がなまって命名されたものと言われています。枯山水や池の水辺近くに置かれます。笠は六角・八角・丸と多様であり、脚は3,4,6本となっている。 この灯籠には約束事があり、必ず、池の畔に置く。しかも、平たい天端の石の上に設置しなければならない。灯籠の大きさは高さの尺で示すが、この灯籠は、笠の直径で大きさを表現する。

善導寺形

京都・河原町二条の善導寺にある。高さ8尺。火袋に茶道具が刻まれており、茶筅、鉄瓶、棗、五徳が見られる。

草屋根形

草屋根形(草屋形ともいう)は、茅葺きの民家をモデルとした灯籠である。

蛍形

蛍灯籠は火袋から漏れた光が蛍のようだということで名付けられた。

春日灯籠

寺社に多い六角灯籠の代表的なもので、そもそも春日大社の献灯用に用いられたのが広く他の寺社にも広まったと言われています。現在では、その形の美しさから庭の装飾的な添景物として利用されています。

織部灯籠

茶人の吉田織部(岐阜県出身)が好んでいた生け込み灯籠です。中央が膨らんでいることから別名「キリシタン灯籠」とも言われています。キリシタン灯籠とは、江戸時代迫害されてきたキリスト教徒が、この形を十字架とみなし、彫刻された像をキリストと見立てて礼拝したと言われています。

つくばい

正式にはつくばい手水鉢で茶庭の要素として発達したものです。いまでは、和風庭園によく利用されています。「はいつくばう」という言葉がなまって命名されたと言われています。茶室に誘導される園路の途中に置かれ、手口を清めるのが目的でしたが現在では実用よりも添景物として設置されています。

五重塔

仏舎利を納めた塔を模したものです。表には、インドのサンスクリット文字(梵字)が刻まれています。塔は、奥山や小寺のある森などの感じを出すため庭の奥の方に添えられます。